8月10日 日曜日  酷暑

犬山の花火大会 
実は初めての私です。 生きてるうちに一度は行ってみたかった!
やっと実現した・・・・・・・・・・・・・・・・
のは良かったのだけどさ
忘れられない一夜になりました

事の初めは・・・・・・
いつもお邪魔させていただいているお店にいつものようにお邪魔して
今夜は花火を堪能できるなんてウキウキしながら大好きな浴衣を身に纏い
新しい下駄を履き出かけましたよ
でもね犬山駅に降り立った途端酷暑の真っただ中ですよ
浴衣でゆったり風情を楽しみながらそぞろ歩きしようと思える雰囲気などとってもできない酷暑
思わずワンメーターですけど駅前からタクシーで目的のお店の前まで・・・・・(苦笑)

お店に着いてオーナーにご挨拶と言っても本日超稼ぎ時ですよ!
バタバタお忙しそう・・・・
花火の時間まで3時間以上はあるし ボーッとしてるのもなんなので
できる範囲でお手伝いをすることに・・・・・・。

入れ替わり立ち代わりお客様がお見えになります。
問題はここからです・・・・・・
そんなに広い店内ではありませんので4人掛けのお席にお一人の場合はちょっとねっ
勿論今夜は花火ですので余程でない限りはお一人はないよね
ファミリー アベック(死語?) 友達同士よね
そんな中 たったお一人でそれもなかなか素敵というか今風と言うべきか?
小柄な(わたしと同じ身丈・・・横幅は別)人目をひく女性が入店されたのです
お席がなくって4人席へ・・・・・

オーダーはこれまたお洒落・・・・
「甘ったるいのは駄目ですので辛めの白ワインにちょっとしたおつまみお願いします」って・・
ワインに詳しくないオーナーですがそれなりにワイン揃えてありますので
オーナーみずから 「ワインにお詳しいですか?」 と聞いたもんだ!
「はい」・・・彼女(自信たっぷり)
とりあえずセレクトして彼女のもとへ・・・
こちらで如何ですか???  わたししっかり聞いてなかったけれどどうもそれでOKでたみたい

白ワインを手に絵になる雰囲気の彼女・・・・・・
私は忙しい店内で時々彼女に目をくばりながら動いていました
かなりの時間が経った頃 案の定そう広くない店内は満席状態に・・・・・
気を使ってか 「私 どこか相席でもいいですよ」と言葉をかけてくださった
お言葉に甘えて・・・・角の6人は座れる丸テーブルに移っていただく事に
(でもさ、こんな花火大会の夜ですよ長居はしないし そんな時は普通わさ
気を使って帰るよね!)
でもそこが違った ドラマの始まりよ!
丸テーブルにはお店のオーナーのご主人がゆったり座られてビール飲まれて
寛いでいたんですよ
私も時々疲れてそのテーブルでお茶してたり、私の知り合いも同じテーブル
他に長居のお店の知り合いもいて・・・・
その中にいつしか彼女も仲間に入り 和気あいあいと楽しい時間を過ごす事に・・・

そして・・・・
ポツリ ポツリと彼女の言葉がこぼれてきたんです
初めはオーナーのご主人と話していたけどそのうち私とももう一人の女性とも
話が弾み 色々話をしていたんです
どうも今夜の花火を彼氏と約束してたのにすっぽかされたというのです・・
なんかお気の毒になり それじゃ一緒に過ごしましょ
という事になったのは良かったけどさ 彼女飲むわ 飲むわ
ワインボトル殆ど1本空けて その後もビール2杯もぺろり
本人 だぁ〜いじょ~ぶ なんて言ってたけど もうベロンベロン

よくよく聞いてみるとどうも今夜は彼氏とホテルに泊まる予定だったそうな
キャンセルするのはもったいないので一人で泊まるって!
(そりゃ早く帰りたくない筈だわ)
犬山初めてだって言うのよ
(多分 彼氏とワクワクの気分だった筈でも 現実は一人)
なんだか妙に親近感を覚えたので安心しな 私がお泊りのホテルまで
必ず送ってあげるよ と約束しましたよ

それからが大変 彼女思ってたより酔ってたんだわ
もうフラフラ状態 まともにまっすぐ歩けない
(そりゃそうだわ 小柄な可愛らしい華奢な身体にすっごい高いヒールの靴履いてるもん)

そんな彼女を見ていたら・・・・・・・・・・
丁度彼女と同じ頃の自分を重ねてしまった
歳も同じ36歳だったあの頃
私もこんな感じで毎晩酔いつぶれていた・・・・
ただ ただ生きるのに精一杯だったあの頃こんなんだったんだ私も・・・と

花火大会はまだ続いていたけれどもう彼女は限界 花火なんて見てないし!
(スマホでは無理でした 綺麗に撮れない・・・)
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PM8時過ぎ 約束通り彼女を送って行く事にした
人波でビッシリ勿論車は通れないしタクシーも呼べない
仕方ない歩くことにしましたよ
彼女の身体を支えながらの歩き
なんかお店を出た途端本気でめまいがしたよ!
もたれかかられながらの歩きは倍以上に重いし、なんてったて
歩く道すがらおお声で 「女って めんどくさいねぇ〜っ」を連発しながら
歩くんですもの 周りの人達にジロジロ見られるやら奇異に見えてるのかも!
何度も何度も上着を脱ぎ肌見せ状態になるしィ・・・・
2人とも酔っ払いにみえていたかもね・・・(私 素面よ)
それに
その彼女の可愛いヒールの先が何度も側溝の穴に刺さりつまづくわ転んでしまうわ
(二回目は私も一緒に引っ張られて転倒・・・爆笑)
傍からみたらもうヒヤヒヤものだったに違いない!
道すがらついつい色々言葉をかけてしまった
なんせこんなになるまで酔うなんて余程の事があったに違いないと・・・・
聞くと2回離婚している 子供もいると言う
子供はどうしてるの?と聞いてみた!
どっかにいるって・・・なんかあやふや・・・
ろれつがまわらないながらも色々話してくれた
そうこうしながら
どれだけ経ったのか記憶にないけれどすっごい長い時間かかってやっと目的の
ホテルに到着(ヤレヤレ) 生きた心地しなかった

ホテルに着いて予約している名前を言おうと思ったがそういえば名前を聞いてなかったわ
彼女の口から言ってもらったがなんせしどろもどろ・・・
何度か確認してやっと理解していただきましたよ。

ルームキーを貰いお部屋へと・・
私はここでお暇しようと思ったがなんだかひとりで行けそうにもない状態
お気の毒なので一緒にエレベーター乗り◯階へ・・・
お部屋の前まで・・・
さてキーで開けようと思っても手元もままならずキーが鍵穴に入らず
入ってもなかなか開かない二人で何度も何度もガチャガチャガチャガチャほんとに漫才みたいよ
あまりにも開かないので彼女ついにはキレてた(笑)
それでもやっとなんとか開いたっ。
(あれっ? もしかしてこれって初めから開いてたのかも?・・・・考えすぎ??)
それじゃ〜ねって お別れしようと思って部屋を閉めようと思ったら・・
お部屋の中が少し見えたっ
あれっ? 誰かいるの? って感じ
ダブルベッドの上にはトランクが広げっ放し、ベッド横のドレッサーデスクには
煙草の吸殻の入った灰皿 飲んだ後の飲料ボトル数本に缶酎ハイの缶
おまけにドア横のバス? おトイレ? 照明がドアの下から漏れてるじゃん
なんかとっさにもしかして彼氏がいるのではと思ってしまった

思わず そのドアを数回たたいて・・・
「確かに彼女 送り届けましたよ 安心してください」と言ったわよ!
その後で彼女にも良かったねっ 彼氏いるじゃん・・・・
「良かった良かった」って言ってあげたけど
彼女何も答えずだったけどね(苦笑)
(実は一人でチェックインしていて彼氏とのやり取りは電話だった???のかも・・・不明)
彼女もうとにかく酔いつぶれていて
なんか最後のお別れもお顔を見る事無くドアを閉めたけど
これで良かったのか?

なんか狐につままれたような気がしてお別れしたけど・・・・
気になってフロントで聞きましたよ
「彼女って一人で予約してますか?」・・・と
フロントのおじさんいわく
「確かにチェックインは2〜3時頃 されてます 2人です」
「見られました?」・・・いえ 交代要員ですので見たわけでは
ないですけどそうなってます・・・・と
と言う事は彼女すでにチェックインしてたの? それから一人で城下町まで
歩いて来てフラッとお店にはいってきたの?
(そんな事一言も行ってなかったしィ・・・・)
とにかく確かにお連れしましたのでと伝えると
「お店の方ですか?」と言われたので「はい」
(確かに私はお店の人ですのでね)
何が何だか・・・・
もう疲れ果てたわ。
トボトボ一人でお店迄帰る距離も長かったこと・・・・
帰る道すがらそういえば彼女の細い華奢な腕の上部から
背中にかけて鮮やかな黒バラのタトウーが刻まれていた
と言う事はかなりのチャラ女・・・??????
どうでもいいけどみんな精一杯今を生きてるって事を信じたいよねっ。
お店に戻る道はホテルの逆方向すっごい人波で埋もれそう・・・
かきわけ かきわけやっとお店に戻ったらこれまたお客様で一杯よ
お店の奥へ 奥へ・・・・ 
「取りあえず 冷た~いお水 くださぁ〜いっ」
氷の入ったグラスの水をいっきに飲み干し ペッタリ座りこんだ私でした
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お店に戻ってきてオーナーのご主人に聞いたのだがオーナーのご主人が彼女から
聞いた内容は彼女 結婚していると・・・
でも他の男を好きになってしまったと!
えっ? てことは 不倫じゃんそれも立派な密会ですぞ❗
 わけわからんわ
オーナーのご主人たらドラマみたいだねだって(笑)

う~ん
あの頃の私とは内容はかなり違うけど年齢的に母親の感覚より女が勝つ年齢
があるってわかるような気がする。 
彼女 翌日ホテルで目覚めた時前夜の出来事が飲み込めてるかしら??

追伸
お店からの帰り道の遠かった事
帰りは終電ひとつ前の電車だったけど花火大会帰りの人達で
満席状態  若い女性は殆ど浴衣姿いいねっ 若いって!
電車を降りてからの我が家までのみちのり今夜はいつも以上に遠かったわ
歩いても 歩いても進んでいない気がした
最後の方は浴衣の裾をまくしたてて歩いていた私でした
グダグダ、汗ビッタビタで家に着いて・・・・・・
下駄脱いだらなん足👣豆だらけっ(新しい下駄だった上に歩きすぎたからね)
痛かった筈だわぁ〜っ


花火見に行った筈だけどなんか他人の人生見せてもらったよ